ダブルワーク先に保育士を選ぶメリットについて知っておこう!

公開日:2021/12/01  


資格を持ちながら他業種で働く潜在保育士は、全国で80万人といわれています。現代は不況が続き、副業を考える人も多い世の中です。保育士資格で副業できれば収入増となり、空いた時間を活かせますね。ダブルワークで保育士を行うことは可能なのでしょうか?ダブルワーク先に保育士を選ぶメリット、業務に就く上での注意点について解説します。

そもそも保育士をダブルワークで行うことは可能?

保育士をダブルワークで行うことは可能です。労働基準法で本業と副業(ダブルワーク)を合わせて労働時間が1日8時間以内、週40時間以内であれば認められています。近年は保育が多様化し、需要も増えていることから短時間保育、夜間保育、土曜保育の求人も多く出ています。それらの求人の中から本業に影響の出ない環境と時間帯を選び、副業ができれば収入増が見込めます。

しかし、本業で保育士として働いている人は、ダブルワーク自体が禁止されている場合が多いので、注意が必要です。就業規則を見直して、ダブルワークが禁止されていないか、確認しましょう。公立保育園の保育士は地方公務員なので、ダブルワークは禁止です。本業がおろそかになることを防止するために、副業が禁止されているのです。民営の私立保育園でもダブルワークを禁止している職場は多いようです。パート職員は可、正職員であれば不可とする保育園もあり、勤務時間によっても制限があります。

保育士は激務なので、体力面や拘束時間を充分考慮に入れ、ダブルワークに踏み切りましょう。本業の職場に申告しないまま、ダブルワークで働くことは避けてください。就業規則に違反すれば失職もありえますし、通算した労働時間が超過すると、雇用主が労働基準法に抵触する恐れもあります。またダブルワーク先の保育施設にも、副業として勤務することが可能か否か、確認しなくてはなりません。

ダブルワーク先に保育士を選ぶメリット

保育現場はいつまでも解消されない人材不足に悩んでいます。まだまだ多くの保育士が必要とされ、短時間勤務の職員が欠員となっている施設も多いようです。従ってダブルワーク先に保育士を選ぶと、採用されやすい傾向にあります。ダブルワーク先に保育士を選ぶメリットを考えてみましょう。

■メリット①収入が増える

ダブルワーク先に保育士を選ぶと、短時間でも確実に収入は増えます。飲食業など本業が安定しない職種であればなおのこと、保育士の資格手当、夜勤手当は魅力ですね。たとえば飲食店のパート勤務を週3、保育勤務を週2程度で掛け持ちすれば、保育士としての賃金は安定し、確実な収入増となります。

■メリット②資格が活かせる

保育士資格を持っている人は副業先に保育士を選ぶと、取得した資格を有効に活用できますよ。大学や専門学校で保育士資格を勉強すると学費は約200万円から400万円ほどかかります。独学や通信講座でも諸経費や講座料がかかるので、今手にしている保育士資格は自分への投資でした。苦労して取得した保育士資格はダブルワークで活かしましょう。保育補助の求人であれば、無資格でも応募できますが、保育士資格を持っている方が採用に有利になるのはいうまでもありません。

■メリット③子どもと触れ合える

保育士資格を持つ人は多くが子ども好きという一面を持っています。離職した保育士は子どもと触れ合えなくなったことが辛く、ストレスを感じる人も多いといいます。たとえ短時間でも子どもの成長を見守る仕事は、人生の喜びとなり、笑顔に癒される場面も多くなります。

ダブルワークで保育士の業務に就く上での注意点

保育士は簡単な仕事ではありません。短時間のバイトであっても子どもの安全における責任はフルタイムの正職員と同じです。そのためダブルワークで保育士の業務につく上での注意点がいくつかあります。

規定の労働時間を超過しない

すべてのダブルワークで注意すべきことですが、本業と合わせた労働時間が1日8時間、週40時間を超えてはいけません。またダブルワークによって労働時間が増えると、現在配偶者などの扶養に入っている人は、年収130万円を超えた時点で被扶養者資格を失うので注意しましょう。

本業とのシフト管理

本業のシフトを軸にダブルワークのシフトを組みましょう。本業が残業になったので、ダブルワークの保育に遅れるようなことがあると、どちらの仕事にも支障が出ます。スケジュールに無理のないよう勤務を調整してください。

体調管理

保育は体力のいる職務です。走り回る園児を追いかけて保育するのですから、体力に自信のある人が望まれます。疲労を溜めないよう、休息をしっかりとりましょう。幼児から風邪をうつされることも多いので、充分な予防対策や体調管理が必須です。体調を崩すと本業にも影響を及ぼすので、注意してください。

 

ダブルワーク先に保育士を選ぶと収入増、資格を活かせる、といったメリットがあります。しかし本業との兼ね合いをよく考えて、副業に当たらなければなりません。体調管理も必須です。保育の需要は増加する一方です。ダブルワークの保育は自分の収入増だけでなく、社会貢献にも大いに役立つ仕事です。

おすすめ関連記事