夜勤専従の保育士に転職する際に意識するべきポイントとは?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/01/25


働き方が多様化する昨今、年々需要が高まっているのが、日中だけではなく夜間も子どもを預かってもらえる夜間保育です。その現場で働く夜勤専従の保育士に転職するには、どのようなポイントを意識するべきでしょうか。夜間保育での業務内容や働くメリットなどもあわせて、その特徴をみていきましょう。

夜勤専従の保育士の業務の特徴

夜間保育とは「18時以降に保育サービスを提供すること」と、厚生労働省で定義されています。夜間保育所として運営できる施設は、一定条件のクリアが必要です。夜間というと、深夜帯などかなり遅い時間のことと思われがちですが、日中から19時までの延長保育も、夜間保育に含まれます。

夜間保育所を行う時間は、原則として定められているのは11時間です。しかし24時間サービスを行っている認可外の保育所などでは、11時間以上の保育が行われていることもあります。定員20人以下の範囲内であるなど、条件次第では日中の通常保育と夜間保育の両方とも行えるケースもあります。

日中保育での仕事内容と異なるのは、夜間は食事や入浴、寝かしつけが業務の中心となることです。活動的な遊びなど、興奮して寝付けなくなるような行動は極力控えめで、絵本を読むといったおだやかに過ごせるものを多く取り入れます。

スケジュールの一例として、夜間保育のスタートが18時からで通常保育も行っている施設の場合は、19時までは延長保育の時間帯になります。食事や入浴、オムツ交換、トイレの補助といった業務を行い、寝かしつける時間は20時から21時頃が一般的です。

家庭でゆっくり過ごすのと同じように、子どもたちがリラックスできるような環境に整えます。延長保育が終了する時間や夜から朝にかけての間、預かる時間に応じて、その都度お迎えの対応をします。途中交代で就寝時の見回りをし、合間に仮眠や休憩を取ります。

夜勤専従の保育士として働くメリットとは?

共働き世帯の増加や女性の社会進出、核家族化が進む昨今。フルタイムで仕事をしたくても、祖父母など周囲に子どもを見守ってくれる人がいないというケースも多くあります。多種多様な働き方がある現在、医療や介護職など夜勤シフトの際の預け先として、夜間保育も多く求められています。保育士は子育てのサポートを担い、あらゆる保護者に対して貢献できる大切な仕事です。

とくに夜勤専従の保育士の場合、残業などで遅くなったり、夜勤で働く保護者の手助けになれたりというところに大きなやりがいを感じ、それが仕事を続けるモチベーションとなっているという方が多くいます。

夜勤専従である保育士の基本的な勤務時間は、深夜帯です。夜間手当や深夜の割増賃金があることから、働き方によっては日中のみの勤務より、高収入を望めるでしょう。割増賃金は、22時から翌朝5時までが対象時間となり、基本時給に対して25%の上乗せとなります。保育士を続けつつ収入アップも目指すのであれば、夜勤専従へシフトするのもひとつの手段です。夜勤に対する手当や条件をチェックするのも、転職先を決めるポイントとなるでしょう。

また夕方以降の勤務になるため、日中の時間は他のことに利用できるのもメリットです。別の仕事とかけ持ちでWワークにする方も多くいます。

夜勤専従の保育士に転職する際に意識するべきポイント

夜勤専従の保育士も、働くために必要な資格は保育士資格のみです。夜勤専従として転職する場合、日中勤務の保育士とは違う勤務スケジュールに体が順応できるかどうかがポイントとなります。深夜シフトでの勤務は、夜型の生活とならざるを得ません。慣れるまでは生活が不規則になりやすいので、仕事を続けるためには、生活リズムをあわせて体調管理をしていくことが重要です。

保育士向けの転職(求人)サイトを活用する際にも、意識するべき点があります。給与や待遇面だけではなく、情報をしっかりとリサーチして、環境や条件面も考慮して比較することです。たとえば、夜間を専門に保育を行っている施設と、日中と夜間ともに保育を行っている施設がある場合。後者への転職だと、夜勤専従を希望しても、日中シフトを依頼される可能性は否定できません。受け入れる子どもの人数に対して保育士の人数が適切かどうかなど、職場環境を確認することも、自分の希望する働き方にマッチするのかを判断する基準となります。

また夜勤専従の保育士の求人は、欠員が出た場合のみ募集が出るなど、まだまだ求人数が少ないことが現状です。好条件の募集がかかった際にすぐに行動できるよう、転職エージェントに登録しておく方法もあります。募集があればすぐに案内してもらえるように、登録したら希望する条件をよく相談しておきましょう。

 

夜勤専従の保育士に転職する際に、意識するべきポイントをご紹介しました。夜勤専従で働く保育士は、とてもやりがいのある仕事であることは間違いありません。夜間保育の環境、待遇や給与面のチェックも必要ですが、仕事を続けるためには自分の体力維持と体調管理も重要です。夜勤専従であることのメリットとデメリットを充分理解して、保育士としての働き方を検討しましょう。

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